春夏秋冬の四季がはっきりとしており、それぞれの季節で異なる景色を楽しむことができる韓国。
比較的日本と近いシーズナリティであることから「韓国旅行を検討する際にシーズンはあまり意識しない」という人もいるかもしれませんが、実は気温や天候など気候に違いがある点も。
韓国のシーズンごとの特徴を知って、より快適な韓国旅行を楽しみましょう!
韓国(ソウル)と日本(東京)の気候の違い
ソウルと東京の気温の違い
<月平均気温℃(平年値)>

ソウルと東京の月平均気温(平年値)を見てみると、特に冬(12~2月)の気温差が大きいことがわかります。この時期の韓国の月平均気温は氷点下と寒さが厳しく、夜は-10℃以下になることも。ダウンジャケットはもちろん、マフラーや手袋、耳当てなどしっかりとした防寒対策が必要です。
一方で夏(7~8月)は日本同様に気温が高く、近年では最高気温が35℃近くまで上がることも。日本にいるときと同じような暑さ対策をしていくことをおすすめします。
ソウルと東京の降水量の違い
<月降水量 mm(平年値)>

続いて月平均気温(平年値)を比較してみると、全体的に日本より降水量が少ない時期が多く、特に10~3月頃の降水量は韓国が圧倒的に少ないことがわかります。ただし、韓国にも日本同様に梅雨があり6月下旬から雨量が増加。また、7~8月はにわか雨も多く、韓国でもっとも降水量の多い時期が夏となります。
データ出典:気象庁 地点別平年値データ
春夏秋冬、季節ごとの楽しみ方
ここまでは気候の特徴や日本(東京)との違いをご紹介しましたが、韓国では季節ごとにどんな楽しみ方ができるか、チェックしていきましょう!

春(3月~5月)
厳しい冬が少しずつ終わり気候が穏やかになるこの時期は、韓国でも桜やチューリップなどの花々が咲き誇り、ゆっくりお花見を楽しめる季節。特に4~5月は過ごしやすい気温となり、街歩きも快適に楽しめます。
夏(6月~8月)
6月下旬頃から梅雨に入り、そのまま夏を迎えるこの時期。日本同様に高温多湿となり、街歩きには少し向かないかも(熱中症にならないように、こまめな水分補給や休憩などを心掛けましょう!)。
夏に韓国を楽しむなら、おすすめはマリンスポーツ。済州島や釜山では海水浴などビーチ遊びを楽しむことができます。釜山には写真映えスポットも多く、この機会に足を運んでみるのもいいでしょう。
秋(9月~11月)
夏の暑さが落ち着き穏やかな気候が続く秋は、観光に最適な時期。紅葉を楽しむこともできます。また、サンチュやキムチなど韓国の代表的な食材の収穫時期でもあり、グルメを楽しむのにもぴったり!一般的に、韓国旅行のベストシーズンを言われるのがこの季節です。
冬(12月~2月)
寒さが厳しい韓国の冬。街歩きを楽しむのは難しくなる一方で、海鮮鍋やカンジャンケジャン、牡蠣料理など韓国のシーフードを味わうにはぴったりの季節。アツアツで辛い韓国グルメで冷えた身体を温めるのも、冬の韓国旅行の一興です。

まとめ:季節に合わせて韓国旅行を存分に楽しもう
今回は、韓国の気候やシーズンごとの楽しみ方を紹介しました。春・夏・秋・冬、季節によって魅力が異なる韓国、あなたの『韓国旅行ベストシーズン』を見つけてみて!
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